インプラント治療は50年間の歴史があり、歯科医学の中で最も成功率の高い治療です。
しかし、治療である限り、100%成功するわけではないことも事実です。
トラブルは大きく分けて2つあります。術後1年以内のものと、それ以降のものです。
1年以内のトラブル
手術成否に関係するものがほとんどです。技術と設備の整っている歯科医院で手術を行えば、トラブルの可能性は極端に低くなります。
1年以降のトラブル
インプラント周囲粘膜炎(インプラントの歯肉炎)、インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)及びスクリュー内部のスクリューの破折、また上部構造(歯のかぶせ物)の破折などが挙げられます。
インプラントも、通常の歯と同様にケアが必要です。長く使うために定期検診(メンテナンス)に通えば、これらのリスクを下げることが出来ます。
トラブルを未然に防ぐためにも医院選びは重要です
インプラントは虫歯にはなりませんが、永久歯と同様に歯周病にはなります。定期検診時に、歯科のプロによるメンテナンスををしっかり受けることも重要ですが、ホームケア(プラークコントロール)をしっかりすることも重要です