カルシウム不足と歯への影響


カルシウムが少ないと歯がもろくなる・・・

虫歯になりやすいのは、カルシウム不足だから・・・

そんな疑問にお答えします。

結論:カルシウム不足は歯そのものへの影響は少ないが、骨がもろくなると歯の周りの病気である歯周病にかかりやすくなります。

カルシウムは歯の成分に多く含まれているため、少なくなると歯がもろくなるように感じますよね。

確かにカルシウム不足は、歯の発育途中であれば、何らかの影響が歯に起こる可能性があります。
しかし成人では、一般的にカルシウム不足が続けば、骨の中のカルシウムが溶かされ利用されます。
一度出来上がった歯への影響は軽微であると考えれています。

しかし、カルシウム不足が続けば、骨がもろくなり、骨粗鬆症(こつそそうしょう)になります。

歯は、顎の骨に埋まっています。
また、歯の周りにプラーク(歯垢)があると体の防衛反応で、歯茎で炎症が起きます。
このとき、骨粗鬆症であると、骨が溶けやすくなります。
つまり骨粗鬆症であると、歯周病のリスクが高くなるということです。

歯周病は進行すると、骨が溶け、歯が抜けてしまう恐ろしい病気ですので、
歯のためにもカルシウムが不足しないように気をつけていただければと思います。

大阪・北浜で歯のこと悩まれていましたら何でもご相談下さい。
筒井歯科
06-6208-1820

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