ガムで集中力があがる?噛むことと脳の関係

野球やサッカーの試合を見ていると、多くのスポーツ選手がガムを噛みながらプレーしているのを見たことがあると思います。

一見マナーが悪い気がしますが、ガムを噛みながらプレーすると持久力・集中力が高まる効果があります。

身体の動きの出発点は、脳から全身への指令です。ガムを噛む咀嚼運動(口を開いたり閉じたりして物を食べる運動)は脳の活動を高め、全身の筋肉への情報伝達をスムーズにするため、筋力や瞬発力、動体視力まで高まることがわかっています。

特に効果的なのは、野球やゴルフなど動いていない時間のあるスポーツ。次の動きにすばやく対応できるよう、身体を準備状態を維持して備えられます。

ちなみに、海外では、スポーツガムは、クラブハウスなどに置いてありいつでも噛むことが出来るようになっているそうです。

ガムの効果で全身の運動能力が高まることは、プロ野球も一般の人も、どんな年代でも共通です。

人間の記憶力は、ガムを噛む前より、噛んだ後の方が高いことが様々な研究で証明されており、噛む回数はガム一枚で約550回が平均と言われています。

普段の生活に、ぜひ積極的にガムを取り入れてみてくださいね☆

ただし、糖分を含むガムは虫歯の原因になるので、キシリトールガム(虫歯の原因となる酸の生産に利用されない為、虫歯になりにくい甘味料)がいいと思います☆

噛む時間については、キシリトールの成分はおよそ数分で流出しますが、よく噛んで、唾液をたくさん出すことも、むし歯予防に大切なことです。味がなくなってもそのまま5分~10分ことをおすすめします☆

筒井歯科 高山

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