神経を抜いた歯の変色の治療法


歯が1本だけ、表面全体が茶色や黒褐色に変化してしまうことがあります。

これは前歯などで神経を抜いたあとや、過去に前歯を強打するなどして、神経が徐々に死んでしまった場合(失活歯)などにみられます。

神経を取った後、歯を削ってかぶせない場合には、大体2~3年で他の歯よりも黒ずんでくるケースが多いようです。

この変色は歯の内部から起こるので、ブラッシングを一生懸命しても落とすことは出来ません。
また、歯の表面のホワイトニングを行っても治すことはできません。

このような歯は、歯の神経の治療が終了していれば、歯の内側から漂白(ホワイトニング)することができます。
歯の内側を漂白する治療を「ウォーキングブリーチ法」と言います。

もしくは、変色のないセラミックの被せもので白くする方法の2つがあります。

「ウォーキングブリーチ法」のメリットは、歯を削る必要がない点です。
ただし、効果はしばらく経つと戻ってしまい、数年に1度行う必要が出てきます。

ウォーキングブリーチ法は神経を取った歯をホワイトニングできる方法です。神経を取ってしまった歯は黒っぽく変わってしまいますが、一般のホワイトニングでは白くすることができません。そのような場合でもホワイトニングできるのが、このウォーキングブリーチ法です。この方法は生活歯、神経のある歯にはできません。

セラミックの被せ物であれば、色が戻ることは基本的にないのがメリットです。

大阪・北浜で歯のお悩みがありましたらご相談くださませ。
筒井歯科
06-6208-1820

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